ソケット溶接加工|すいそうやさん
ソケット溶接加工(直付け)
ソケット溶接加工を付ける意味
ソケット溶接とは、ホームセンター等で販売されている塩ビパイプ(アクリルパイプも含む)を差し込めるようにする加工です。
一般的にはTS継手ソケットを使用しますが、当社ではネジ式継手ソケットを採用しております。
TS継手ソケットとネジ式継手ソケットの違いは下記の通りです。
TS継手ソケット溶接加工
TS継手ソケットは濾過槽に溶接した継手ソケットに市販の塩ビパイプ(VP管)を挿して繋ぎます。ソケットは濾過槽に溶接しているので絶対に外せません。
ソケットに挿す市販の塩ビパイプも接着が必要なので外す事が出来ないのが特徴です。
塩ビ管用接着剤は一度接着すると一瞬でくっつき固まります。
塩ビ管用接着剤を塗った塩ビパイプをTS継手ソケットに挿した際に、斜めになってしまったり入りが浅かったりしてもやり直しが出来ないので注意が必要です。
また、配管を変えたくなっても濾過槽に溶接しているソケットもその先の塩ビパイプも接着しているのでどちらも外せません。
TS継手ソケット溶接は濾過槽のドレン(排水用)で付ける場合が多いです。
右上のエルボソケットは濾過槽の上部に溶接しています。
目的は停電時に水が溢れるのを防ぐためです。
濾過槽からのオーバーフローとなるため、排水口などに接続が必要です。
ネジ式継手ソケット溶接加工
ネジ式継手ソケットはソケットと塩ビパイプをネジで脱着できる溶接です。
ネジの部分をクルクルと手で回すだけで簡単に脱着出来ます。
ネジ式継手ソケットのメリット
- 配管を変えたい時に塩ビパイプを切断しなくても簡単に変えられる
- 濾過槽全体を洗いたい場合にも配管を外して取り出せる
- ポンプの先で配管を失敗しても配管だけ再制作も可能